「SOLAIA707」は50,000枚以上のロングラン印刷においても、湿し水を絞った状態で印刷を維持できるので、オペレーションが容易です。

また、湿し水を絞り、インキ出し量を抑えられることから、ブランケットや印刷版上の余剰インキを抑制します。

各種印刷汚れのトラブルを抑え、快適な印刷に貢献します。

「SOLAIA707」は、15,000枚/毎時以上の高速印刷においても、高品質な印刷を容易に実現します。

理由は、薄膜水安定化（TWF：Thin Water Film）の新技術にあります。刷版非画線の整面性を向上させ、湿し水の安定な版面供給をサポートします。

湿し水の版面供給を安定化させることで、湿し水とインキの均質な乳化により、刷り出し時のインキ濃度の安定化がスムーズになります。

「SOLAIA707」は、消防法危険物に非該当なので、火災リスクの低減による安全はもとより、危険物指定数量に伴う管理が不要で、保管場所の制限や在庫数の管理などの制約を受けません。

また、アルコール添加液をご使用のお客様にも、最小限のアルコールの添加量でご使用いただけます。揮発性の高いアルコール添加液の使用量を最小限に抑えることができるので、VOC排出量の削減に貢献できます。

消防法対策、VOC対策、PRTR対策など、より環境に優しい未来の工場を目指してみませんか。

水と油の反発を利用したオフセット印刷も、給水機構が連続給水方式に移行し、湿し水の役割も、印刷版への供給に必要な増粘性や、印刷版の整面性の向上など、多岐に渡るようになりました。

更に、印刷の高速化と高品質化に伴い、給湿液効率の向上が重要課題となりました。それによって、アルコール添加液の使用や高溶剤タイプの高性能エッチ液が開発され、印刷技術の進化に貢献しました。

一方、印刷品質の安定性や各種資材への適応性においては、現場でのオペレーションによる調整が必要なケースも生じています。

KOYOでは、更なる印刷機や各種資材の進化を支えるエッチ液として、新製品「SOLAIA 707」をお届けします。

「SOLAIA 707」は、多種にわたる印刷条件に対応し、安定した高品質印刷の持続と、印刷オペレーターの作業効率の向上をコンセプトに、安全＆安心を提供できる湿し水用エッチ液です。